徐々に気温も下がってきて、2019年の夏もそろそろ終わり。夏の間、いろんなところへ遊びに行って、「焼けてしまった!!!」と焦っている方もいるのでは!?「なんとかならないものか・・・」と調べて、念入りに真っ赤に焼けたお肌のアフターケアをされたことでしょう。そんな方たちにこそ伺いたいこと!髪の日焼けのアフターケアは行いましたか?髪の毛は身体の中でも最も太陽に近い場所にあるため、日焼けのダメージを受けやすく、なんと肌の3倍の紫外線を浴びているとも言われています。また、髪は肌とは違って日焼け対策を行っていないことが多い為、肌以上にアフターケアが必要なのです。肌はバッチリだけれど、髪のアフターケアはしていなかったという方は是非ご一読を!
髪は肌とは違って目に見えて焼けた実感を得ることは難しいものですが、肌同様にダメージを受けています。1日中外で遊んだ日に、帰って鏡を見たら、髪の色が明るくなっていたという経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。
紫外線は髪の毛にもダメージを与えています。髪表面にはキューティクルと呼ばれる髪内部の栄養を守るため、ウロコ状に存在する細胞が存在していますが、紫外線はそのキューティクルを破壊することができるのです。キューティクルが破壊されると、毛髪の中にとどまっている、髪に必要な水分や栄養が外に流出してしまい、乾燥や色抜けなど様々なトラブルを引き起こします。そのため本来であれば、帽子をかぶったり、髪の日焼け止めスプレーを使用して、髪がダメージを受けないように対策を行うのが理想的。「焼けてしまった!」そんな時にはしっかりアフターケアが必要です。
気にしていたのに、髪が焼けてダメージを受けてしまった。そんな時はどのようにケアを行ったら良いのでしょうか。
日に焼けた髪はとてもデリケートな状態なので、たっぷりの泡でやさしく洗うことが大切です。また、プールの水や海水に髪を浸けてしまった場合は、念入りにシャンプーを行って、塩素や塩分を落とすことを忘れずに。塩素や塩分は髪にダメージを与え、乾燥の原因になることも。(プールや海に行っても、髪を浸けないのが理想的!)
しっかり汚れを落とした後は毛髪内部に栄養を与えましょう。オススメなのは、たんぱく質を補修できるトリートメント。髪の主成分はケラチンと呼ばれるタンパク質です。紫外線はキューティクルを破壊し、毛髪内部の潤い成分とタンパク質を流出させてしまうため、日焼けの後はタンパク質を髪の毛に補ってあげることがとても重要なのです。日焼けによるダメージを強く感じた時には、ヘアサロンでプロの手を借りてトリートメントを行いましょう!
トリートメントで毛髪に必要な栄養分を満たした後は、しっかり乾かしてキューティクルを閉じ、与えた栄養を閉じ込めるように蓋をします。キューティクルは濡れると開くという性質を持っているために、髪が濡れているとせっかく与えた栄養や水分が外に流れ出てしまうのです。そして髪は濡れている状態が最もデリケート。濡れている時間はできるだけ短い方が良いので、自然乾燥はNGです。
夏が終盤に差し掛かったとはいえ、まだまだ日差しは強く、紫外線も降り注いでいます。お肌のケアとセットで髪のケアも行いましょう。
強い日差しを浴びて、髪の日焼けが気になった場合には72時間以内のケアを意識するようにしましょう。何事も初動が大切!髪が熱くなるくらい日差しを受けてしまった日は、前述の方法でしっかり髪を労ってあげましょう。また、髪の毛がダメージを受けているということは、頭皮もダメージを受けています。頭皮エッセンスで頭皮のケアもお忘れ無く!頭皮エッセンスがお手元になければ、顔用の化粧水を塗布するのもアリ!秋からも自信の持てる髪で過ごすために、日焼けのアフターケアを怠らず髪とじっくり向き合いましょう!