年齢を重ねる度に数字がひとつ増えていき、身体もすこしずつ変化していきます。「年齢なんて、ただの数字よ」という言葉を残した大女優が居ました。この言葉はとても素敵で、年齢など関係なく人生を楽しみたいとは思うけれど、身体が衰えていくという事実は揺るがないもの。老化は髪にも表れるのです。
加齢による髪の変化は個人差が大きいのですが、日本人女性は平均して30代頃から生えてくる髪が変わったと感じるようになるようです。
大人女性の皆さんは年齢とともに髪に変化を感じている方も多いのではないでしょうか。
実際に人間は大体20~25歳まで成長を進め、その後はゆっくりと老化がはじまります。これは髪も例外ではありません。この時期から髪の太さやハリコシが減少傾向になるのです。
髪は顔周りを多く覆っている顔の額縁。衰えが目立ってしまっては、第一印象に大きな影響を及ぼしてしまいます。
では年齢とともに髪にどのような変化が起こるのでしょうか。その原因も含めて解明していきましょう!
髪には生えてから成長して、次に抜け落ちるまでの生え変わりのサイクルがあります。年齢とともにこのサイクルが遅くなったり、止まってしまったりして乱れてしまうのです。
何だか想像がつかないという方のために、お肌のターンオーバーと言えばわかりやすいでしょうか。年齢とともに遅くなって、吹き出物の治りが悪くなっていると感じる方も多いでしょう。それと同じ現象が髪でも起きているのです。
周期が乱れて、次に生えて来る髪がなかなか成長しないのです。
髪の色はメラニン色素の量によって決まります。そして、メラニン色素をほとんど含まなくなってしまった髪が、白髪です。
このメラニン色素をつくる細胞がメラノサイトと言われていますが、加齢によりメラノサイトの機能は弱まり、色が付かないまま髪が頭皮から生えてきてしまうのです。
年齢とともに顔のたるみが気になってくるように、頭皮にもたるみが出て来ます。頭皮がたるむと、毛穴が歪んでしまいます。その毛穴から生えてくる髪は歪んだ毛穴からどうにか成長しようとする為、歪んで生えてしまってくせ毛になってしまったり、細くなって生えてしまったりするので、髪質が変化したように感じてしまうのです。
50歳を過ぎてから目立つ変化ですが、艶が減ってざらつきが目立つようになります。これは髪の一番表層にあり、鱗状に髪を覆うキューティクルの変化によるもので、年齢を重ねると生えて来る髪のキューティクルが薄くなりはがれやすくなってしまうのです。
キューティクルが分厚く開いていない状態であれば光を均一に反射して艶のある髪になるはずなのですが、年齢とともにそうでなくなった髪は結果として、隙間から油分や水分が逃げやすくなることもあり、艶が減少してしまうのです。
ここで救世主としてご紹介したいのがヘッドスパです。頭皮をしっかりアプローチすることで、たるみが改善されあなたの見た目・印象に変化が出るかもしれません。
ヘッドスパのマッサージには、血行促進効果があり、これにより細胞の活性化を促せます。また頭皮のたるみを改善することも期待できます。たるみが解消されれば、毛穴の変形で起きていた細毛やうねり毛の解消に繋がりますし、たるんだ毛穴に引っかかってキューティクルが開いてしまう心配もありません。
ヘッドスパは正に、髪のアンチエイジングに最適なのです。