ゴールデンウィークも過ぎて、そろそろ梅雨がやってくる時期ですね。梅雨どきは毛先が広がったりいつもより髪がうねったり、せっかく気合いを入れて巻き髪したのにも関わらず、巻きがとれてボサボサストレートになったりと、イヤになってヘアへのお洒落をサポっていませんか?今回は雨の日もきれいが続く魔法のケアを伝授します!
雨の日はどうしても髪が言うことを聞いてくれなくて、ヘアスタイルに手を抜いてしまうという方も多いでしょう。でもそれは、梅雨にも負けずに髪をきれいにすることで、周りの女性と差をつけられるチャンスがあるということなのです。
美しい髪は美人の必須条件。美人って顔が整っている人のことだけではありません。立ち居振る舞いが美しかったり、しっかりと身だしなみや手入れが行き届いていることが、美人の要素の一つでもあるんです。
女性の品や艶、美しさは先っぽに宿るとわたしたちは考えています。指先やまつ毛、髪の毛先など。だからこそ、梅雨にだって理想の美しいヘアスタイルを保てることは、美人の証なのです。
梅雨こそ、きれいのためにヘアにひと工夫が必須なのです!
雨の日のヘアスタイルは、崩れやすいし扱いづらくって本当に困ってしまいますよね。でも、これって実は解決できちゃうんです。まずは原因を解説しましょう!
髪は様々な結合から出来ています。この結合のひとつに水素結合というものがあるのですが、この結合、髪が濡れると切れてしまうのです。
髪を濡らすとクセがとれてストレートになり、乾かすとまたクセが元に戻るのはこの結合が関係しています。
梅雨で湿気が多い季節や雨で髪が濡れてしまうと、一日中髪の水素結合が切れたり引っ付いたりするために、巻きがとれたり髪がうねったりするのです。
反対に乾燥した晴れの日は結合したまま外れることがないため、朝のスタイリングが夜まで長持ちするという訳です。
原因がわかったら、次に解決策をご紹介。お風呂あがりとスタイリングに一手間加えるだけで、梅雨の髪は驚くほど扱いやすくなるのです。
髪がうねったり、巻きがとれたりする要因は水分が髪に出入りするからということがわかりましたよね。だったら、水分からガードするしかありません。ここで登場するのが油分。髪にオイルで蓋をしてしまって水分の出入りを防いでしまいましょう。髪に蓋をできる油分が入ったアイテムというと、ヘアオイル、ヘアミルク、ヘアクリーム、インバストリートメントやアウトバストリートメント、そしてワックスなどです。
まず髪を洗った後、タオルドライしてから乾かすまでの間に髪にしっかり水分が残っている状態でヘアオイルやアウトバストリートメント、ヘアミルクなど、まずはご自身が持っているものを塗布してから乾かすようにしてください。
そして、スタイリングした後にも油分を含んだスタイリング剤を使用するとより効果的。
髪への水分の侵入を防ぐことができます。
タオルドライしてから乾かすまでの間に塗布する油分は、毛先に入念に塗布しましょう。毛先はダメージを受けやすく、キューティクルが開きがちなので、特に外部からの水分の影響を受けてしまいます。
あまり塗りすぎるとベタッとして逆にスタイリングしにくくなってしまうので、適度に塗布するように心掛けてください。
乾燥している髪は水分が出入りしやすい傾向にあります。だから、この時期はサロンでトリートメントを受けてしっかり髪に水分を補給しておくことも重要です。
梅雨どきのサロントリートメントは普段のトリートメント以上の価値を感じていただけるはず!
雨が多い梅雨どきの対策、ご理解いただけましたでしょうか。ほんのちょっと、乾かす前の一工夫がこの時期のキレイの運命を左右するのです。
雨に負けないようにと、ドライヤーの前に一工夫することは、髪の美しさにも繋がります。この時期の対策として行ったケアで美しい髪を育んで、梅雨が明けてからも振り返られるほど美しい髪を目指して。
雨の多い季節は、あなたの一手間でもっと美しく、変われるチャンスでもあるのです!