美しい髪をキープするため、ヘアサロンに通ったり、ホームケアに力を入れている女性は多いハズ。今生えている髪の毛のケアはもちろんとっても重要ですが、健やかな毛髪が生えるようにアプローチすることも大切です!健康な髪をつくるためには日々の習慣が大きく関わっているということ、意識している方はどのくらいいるでしょうか。生活習慣を見直すことで、健康で美しい髪をつくりましょう!
ヘアサロンに通って、ホームケアも充実させて・・・と、外部からのアプローチに積極的に取組んでいる女性は多いと思いますが、そもそも、生えてくる髪の健康について意識している方はどのくらいいるでしょうか。
日々の生活習慣は、生えてくる髪に影響を与えています。特に大きく影響しているのは、食・運動・睡眠の3つ。健康な髪をつくるためのそれぞれの習慣を学び、自分の生活に取り入れることが、ハリコシのある健康的な髪を育むことに繋がるのです!
健康的な髪を育てるための、食・運動・睡眠習慣を学びましょう!
髪をつくるための主な栄養素は、タンパク質、ビタミン、ミネラルです。もちろん全ての栄養素をバランス良く摂取することは大前提ではありますが、以下の栄養素を積極的に摂ることは健康な髪作りに繋がるのです。
■タンパク質
髪の主成分は、ケラチンと呼ばれるタンパク質。そのケラチンの元になるアミノ酸は体内では生成されないものが多いため、食事から摂取する必要があります。
タンパク質を多く含む食品:鶏肉、魚、卵、大豆製品、乳製品など
■ビタミン
ビタミンは、取り入れたタンパク質を髪に吸収させるために欠かせない栄養素です。ビタミンは新陳代謝を高め、血行を促進させる働きもあるため、髪だけでなく頭皮も良好な状態に。抜け毛予防にも効くといわれています。
ビタミンA(主に新陳代謝を促す)を多く含む食品:鶏肉、魚、卵、大豆製品、乳製品など
ビタミンB6(主にタンパク質の吸収を高める)を多く含む食品:カツオ・マグロ・バナナ・キャベツなど
ビタミンC(コラーゲン・タンパク質の生成を促進)を多く含む食品:アセロラ・赤ピーマン・ゆず・焼き海苔など
■ミネラル
ケラチンの生成には欠かせない必須ミネラルの「亜鉛」。亜鉛が不足するとケラチンの生成が難しくなるといわれています。ミネラルにはビタミンの吸収効率をアップさせる働きもあり、髪をつくる上で重要な役割を果たす栄養素です。
ミネラルを多く含む食品:牡蠣、牛肉、卵、ナッツ類など
運動により新陳代謝を上げることで、頭皮の血管の隅々まで栄養素・酸素を届けることができます。特に効果的なのは、全身のあらゆる筋肉を動かすことができる有酸素運動。有酸素運動は、心臓の機能向上にも繋がるため、運動をしていない時の血行アップにも自然と繋がるのです。
髪をつくる上で重要な成長ホルモンは、寝ている間に分泌されています。つまり、良質な睡眠をとれるか否かが、髪の成長と健康を決めるのです!ホルモンバランスが乱れると、髪と頭皮に栄養が充分に行き渡らなくなるため、ヘアサイクル(髪の毛のターンオーバーのサイクル)も乱れてしまい、健康な髪をつくれる状況を遠ざけてしまうことに。
健康な髪は、髪をつくる栄養を含んだ食事、代謝を上げるための運動、良質な睡眠で作られるのです。
食事、運動、睡眠は健康な髪を育てる上でとても重要だということ、おわかりいただけましたか?これを機に生活習慣を見直して、健康な髪つくりを意識しましょう!